か行

夏月=ラクレイン(かつき・らくれいん)[人名]〈魔?~?〉(Pre Release)

現ラクレイン家当主。前当主の弟で、セフィア=ラクレインの叔父。
30代後半ながら独身。

就任当初、前当主の死に関わっているという噂が数多くあったものの、
本人は全く否定も肯定もしなかった。
そのためか、噂は現在終息ししている。

しかし、真に特筆すべきはその経営手腕だろう。
たった五年でラクレイン家全体の利益を5割以上も増やすなど、
EMP経済界の誰もが想像し得なかった。

ちなみに、彼の朝の日課は一杯のコーヒーと30分間の二度寝である。

ガッドス(がっどす)[人名]〈感2〉(2nd Release)

感応石編・第2話に登場した、一応有名だった画家。

昔はそこそこ才能があったようだが、最近ではさっぱりだった。
そんな折、弟子入り志願してきたマリーシュの才能を見抜き手元に置くが、
目的はマリーシュの絵を自分の絵として発表すること、
すなわち盗作である。

修行と称してマリーシュに大量の絵を描かせていたが、
盗作のことがマリーシュにばれ、またマリーシュの体も限界だったため、
適当な理由を付けて放り出し、結果的にマリーシュを死なせることとなった。

こうして改めてみてみると、とんでもないゲス野郎だが、
こいつを逮捕する理由がなく(雇用ではないので、労働基準法違反では難しい)、
せいぜい社会的信用を失墜させた程度で済んでしまっている。
世の中それでいいのか?

ちなみに、後の調査によると、
ABSスナイパーの自爆時に降ってきた破片によって、
アトリエは全焼、本人も大火傷を負ったらしい。
因果応報である。

カリッツァ貿易(かりっつぁ・ぼうえき)[組織名]〈感1〉

惑星間の取引を主に担当していた、エグゼクトCo.の子会社の一つ。
社長はアスター=カリッツァ。商業区に30階建ての本社ビルを持つ。
主な取引品目は鉱物。ゆえに、感応石の密輸を任された。
EMPに密輸された感応石の90%までがこの会社を経由している。

企業ランクはEで、規模としては標準的な目立たない会社だった。
だからこそ、密輸に最適だったのであるが、
現在は親会社共々つぶれている。

カレイズ(かれいず)[人名]〈感3〉

「フェード製薬研究所」の研究員の一人。
若いながら将来を嘱望されていた男で、
ボルツの直下で研究を行っていた。

戸籍上はアスティの義父ではあるが、
それはアスティを合法的に研究所にとどめるため、偽装されたものである。
(合法的に偽装というのもちょっと変な気はするが。)

アスティの失踪後、GPOの広報を見てアスティの回収に向かうも、
途中でヴェルスに遭遇、「処分」された。

普通の研究をしていればこんなことにはならなかったのだろうが、
これも「感応石」に魅せられた人間の悲劇か。

感応石(かんのうせき)[物名]〈感0~4・魔?〉

惑星トゥルティアのみで産出される特殊な鉱石。
人の精神に反応してエネルギーを放出する性質があり、
使い方によっては事実上の永久機関として機能させられる。

見た目は濃い青色をしており、精製前は硬度が高いものの、
精製後はもろくなってしまうため、取り扱いには注意が必要。

「感応石編」というだけあって、常にシナリオのメインに関わってきたわけだが、
最終的にはヴェルスによって、
「特定のキーワード(=感情)にしか反応しない感応石」が開発され、
現在では安全でクリーンなエネルギー媒体として、
試験的にではあるが出荷され始めている。

そのキーワードとは、ズバリ「希望」である。

企業連合(きぎょう・れんごう)[組織名]〈一般・魔?~?〉(Pre Release)

EMPの大企業達が協定を結ぶことで、
お互いの利益を最大限に守るべく作った組織。

この組織ができる前は、企業間の争いが絶えず、
それによって被害を受けた市民によって企業の評価が激減したため、
いわば「手打ち」として協定を結んだのである。

しかし、大きな権力は淀みを生む。
「良くも悪くも」EMPの経済界は
この企業連合によって左右されると言っても過言ではない。

だが、その企業連合の中でも大きな権力を持っていた
「エグゼクトCo.」の崩壊は、企業連合のバランスに大きな影を落とした。
表面的には「今まで通り」を装いつつ、裏では早くも工作員が動いているらしい。

今のところ、目立った被害は出ていないが・・・?

キリエ=レイ=ユノー(きりえ・れい・ゆのー)[人名]〈感1~4〉

Please Wait...

ギルマ(ぎるま)[人名]〈感2〉

感応石編・第2話に登場した画商。
それ以上でも以下でもない。
GMとしては、もう少し「いぢめる」べきだっただろうか?

CLOVER LEAF Co.(くろーばー・りーふ・こーぽれーしょん)[組織名]〈魔1~?〉(Pre Release)

正式名「四葉社」。中華系のメガコーポで、主にアジアを中心に勢力を持つ。
その名の通り大きく4つの系列に分かれ、孔一族の兄弟がそれぞれを経営。
現会長は「孔 芝明」。4兄弟の末っ子である。

C.L.S.S.(くろーばー・りーふ・せきゅりてぃ・さーびす)[組織名]〈魔1~?〉(Pre Release)

Please Wait...

ケーキ(けーき)[物名]〈一般・感1〉

一般に、焼き上げたスポンジにクリームを塗ってデコレーションした食べ物。
まれに時限爆弾が仕掛けられることがある。
その際の解除はナイフとフォークで。

Get Wild(げっと・わいるど)[曲名]〈一般・感4〉

いわずとしれた旧「TMN」(当時はまだ「ネットワーク」?)の名曲。
シティーハンターのEDとして使われたことでも有名。

「シティーハンター2」のある話で、
東京を爆破する爆弾を解除するときに、
2本の導線のどちらを切るかで迷ったシーンがあり、
そのときのバックに流れていたのもこの曲。
(「セイラ」の話といえば、わかる人にはわかる。(^^;)

つまり、感応石編における「最後の選択」が、
GMの中ではそんなイメージだったということ。

ゴールデン警棒(ごーるでん・けいぼう)[技名]〈一般〉

PCのランサー、アースレイドの必殺攻撃の名称。

友人に命名してもらったのはいいが、
本人があまり気に入っていなかったため、
その名前が叫ばれることはあまりなく、
そのためか命中率は非常に悪かった。

必殺技は叫んで気合いを入れないと当たらないという良い例である。
某ロボット大戦だって、精神コマンド無しでは命中しないのだ。
(ちょっと違うか?)

孔 芝明(こう・しめい)[人名]〈魔1~?〉(Pre Release)

「四葉社」の若き支配者。
まだ20代の若さにも関わらず、他の兄弟を押しのけて会長に選出された実力者。
ちなみに、孔家は上海の名家。
両親は小さいときに亡くなっている。

人当たりの良さそうな外見とは裏腹に、
実はかなりの野心家ではあるが、常にスマートな手段を好む。
周囲からは密かに「笑龍」と呼ばれ、恐れられている人物。

交通課(こうつうか)[部署名]〈魔〉(Pre Release)

GPO・EMP分署における部署の一つ。

交通に関する事件の取り扱いが主な仕事だが、
それ故に地元住民と密接な関係を持った者が多く、
住民からのちょっとした仕事を引き受けることが多い。

CLSSの業務と競合する部分も多いためか、、
最近ではかなりのライバル意識を燃やしているらしく、
近々大規模な人員補充をするという。

コスマ(こすま)[人名]〈感4・魔?〉(Pre Release)

元・エグゼクトCo.の副社長にして研究開発部主任。
他惑星への輸出用兵器の開発を行っていたが、メインは感応石の兵器応用であり、
ヴェルスやボルツの直属の上司に当たる。

妙に特徴のない男で、あえて特徴を挙げるなら「スキンヘッドの男」というくらいか。
もっとも、それこそがこの男の狙いでもあるのだが。
「戦争は最高の市場」、「兵器はもっとも利率の良い商品」など、
危険な思想の固まりのような男でもある。

「感応石事件」のラスト、エグゼクト本社攻略戦において、
「PWⅣ」に乗りセフィアと交戦するが、敗北。
その後、彼がどうなったのかはわかっていない。

コルディム(こるでぃむ)[人名]〈感1〉

惑星トゥルティアから派遣されたEMP駐在大使。
大使として当然の権利である「職権乱用」を行い、
カリッツァ貿易と組んで感応石の密輸をしていた。

しかし、実際にはベスタグルの手の上で踊らされていたにすぎない。
EMPに感応石を持ち込むために密かに手を貸したり、
それが十分と判断された時点で王女様を送り込んでみたり、
「T.O.F.」をEMPに招くことができたのも、
ベスタグルが「T.O.F.」を処分したかったというのが真相。

唯一の救いといえば、自分が踊らされているにすぎないと、
最後まで気づくことなく命を落としたことだろうか。